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このページの情報は 2006年8月3日11時7分 時点のものです。 |
成功者に関する話題を提供します。 スカイクエストコム ネット株の心理学
著者の小幡さんは、最近注目されつつある行動ファイナンス論を専門とする新進気鋭の学者である。合理的な市場参加者を前提とし、「市場はランダムウォークである」「リスクとリターンは相関する」などと考える伝統的ファイナンス理論に対峙する形で、「合理的な市場参加者」という前提は間違っており、市場は参加者の心理によって大きな影響を受けるので、その心理や行動をきちんと分析する必要があるとする行動ファイナンス論は個人的に関心が高かった。この「ネット株の心理学」は、行動ファイナンス論的視点から、最近のデイトレーダーの投資行動を評価しているものであるが、「株価が一番動くのは取引所が開いていない週末や夜間であり、リスクを最小限に抑えるためにその日のうちにすべての取引を手仕舞うデイトレーダーの行動は理に適っている」「会社の業績は株価変動の一要因ではあるが、むしろ重要なのは、株の需給関係をきちんと把握すること」「株の買い方だけでなく売り方をきちんと意識する必要がある」などといった記述にはなるほど、と首肯する。大変分かりやすく書いてあるので、ファイナンスを勉強しようとしている人、ネット株取引をしている人など誰が読んでも面白いと思う。
大学助教授が書いたとは思えないほど、あっさりと読みやすい本です。
株式投資を学術的に捉えようとすれば、長期投資に偏る傾向がある。それは統計的な分析が「頭良く」捉えられることと似ているし、学問の世界が統計的な手法を駆使しなければ学問として認められないという閉鎖的な社会であるということを示している。本書はハーバード出身の大学教授が、株式投資を飾ることなく、株価のメカニズムと向き合い「利益を出すこと」に意識を集中させている点が評価できる。難点があるとすれば、この理論は、株式市場に精通しひとつ高い視点から投資家や市場をウォッチすることができる人にしか実践できないことかもしれない。
とくに明記はされていないが、この本のターゲットは投資初心者?中級者である。
株の取引行為を下手に美化しないことで、巧みにその本質を突いていると思う。
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