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2006年8月3日11時7分
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ネット株の心理学

ネット株の心理学

人気ランキング : 363位
定価 : ¥ 819
販売元 : 毎日コミュニケーションズ
発売日 : 2006-06

価格 商品名 納期
¥ 819 ネット株の心理学 通常24時間以内に発送
行動ファイナンス論的視点からのデイトレーダーの評価は面白い

著者の小幡さんは、最近注目されつつある行動ファイナンス論を専門とする新進気鋭の学者である。合理的な市場参加者を前提とし、「市場はランダムウォークである」「リスクとリターンは相関する」などと考える伝統的ファイナンス理論に対峙する形で、「合理的な市場参加者」という前提は間違っており、市場は参加者の心理によって大きな影響を受けるので、その心理や行動をきちんと分析する必要があるとする行動ファイナンス論は個人的に関心が高かった。この「ネット株の心理学」は、行動ファイナンス論的視点から、最近のデイトレーダーの投資行動を評価しているものであるが、「株価が一番動くのは取引所が開いていない週末や夜間であり、リスクを最小限に抑えるためにその日のうちにすべての取引を手仕舞うデイトレーダーの行動は理に適っている」「会社の業績は株価変動の一要因ではあるが、むしろ重要なのは、株の需給関係をきちんと把握すること」「株の買い方だけでなく売り方をきちんと意識する必要がある」などといった記述にはなるほど、と首肯する。大変分かりやすく書いてあるので、ファイナンスを勉強しようとしている人、ネット株取引をしている人など誰が読んでも面白いと思う。

ネットで買いました

大学助教授が書いたとは思えないほど、あっさりと読みやすい本です。
1、2時間でデイトレーダーの心理が理解できるとなれば、手にとって読んでもいいかもしれません。

「長期保有は最もリスクの高い投資戦略」と、これまでの投資の常識を覆す主張は、読む人を十分にひきつけます。
ただ、デイトレはリスクが低い=パフォーマンスが良い
という、信頼できる長期間のデータが紹介されていないのが少々残念でした。

本書のバブル考を通じて、賢明な読者であれば、
「デイトレダーのカモは結局デイトレーダーである」
というウラの意味を理解することができると思います。

そういった視点で、これから株式投資を始めようとする初心者が、古株デイトレーダーにカモにされないよう指し示す、
示唆に富んだ良書だと言えなくもありません。

ひとつ高い視点からの投資指南書

株式投資を学術的に捉えようとすれば、長期投資に偏る傾向がある。それは統計的な分析が「頭良く」捉えられることと似ているし、学問の世界が統計的な手法を駆使しなければ学問として認められないという閉鎖的な社会であるということを示している。本書はハーバード出身の大学教授が、株式投資を飾ることなく、株価のメカニズムと向き合い「利益を出すこと」に意識を集中させている点が評価できる。難点があるとすれば、この理論は、株式市場に精通しひとつ高い視点から投資家や市場をウォッチすることができる人にしか実践できないことかもしれない。
しかし、初心者や中級者に大きな気づきを与えることは間違いないものだと思う。

株式投資の初心者から中級者はぜひ読むべきです

とくに明記はされていないが、この本のターゲットは投資初心者?中級者である。

この本の特色は、従来否定的な説が多かった下記2つの事象を肯定したことである。

・デイトレに対する新説(肯定論)
・バブルの解説(肯定論)

これは従来に無い切り口であり、有象無象の株式本とこの本が一線を画す点である。これだけでも一読の価値はある。

さらに、この本を読んだ私の感想を参考までに付記する。

・長期でも短期でも「楽して儲ける」はありえない。どちらの手法でもそれなりの努力とセンスが必要

・デイトレのメリットとして、頻繁にトレードをすることで、経験値、特に「売り」の経験値を短期間で急速に積むことができる。
→長期投資と比べて学習しやすい

著者の続編を今から期待している。

株取引の本質

株の取引行為を下手に美化しないことで、巧みにその本質を突いていると思う。
特に「株価のバブル」という事象が、何故起こるのかという箇所では、緻密、かつ冷静に投資家の心理面の描写がなされており、非常に説得力があり、興味深い。
想像以上に内容は深いが、常に個人投資家にも身近な具体例で説明がされているため、取っ付きやすく単純に読み物として読んでも面白いと思う。

株取引のパフォーマンス向上を期待する人にとっては、(ある意味)無駄な幻想を抱かなくなることで、自分の投資に対するリターンに対して、冷静に貪欲になれるのではないだろうか。







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