人生の旋律 死の直前、老賢人は何を教えたのか?
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人気ランキング : 49236位
定価 : ¥ 1,680
販売元 : 講談社
発売日 : 2005-07-20 |
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老賢人は何を欲したのか |
あるテレビ番組で、連続殺人犯であった美しい女性を特集していた。
愛情の無い家庭で育った彼女。
彼女は夫となった男に保険をかけて毒殺した。
娘までも手にかけた。
そして、まるで何かの辛さを紛らすかのように、浪費を繰り返していた。
しかしその後、愛情深い夫を持った時から、彼女は人を殺せなくなった。
彼女は捕まり、その仮出所中に、生家の前で自殺した。
この本を読むのは辛くてしようがなかった。
もちろん私は彼のような大成功はまだ出来ていないし、戦争すら経験していない。
しかしそこを除けば、彼の人生は、私や私の父のそれと同一パターンなのだ。
彼の気持ちや考え方が手に取るように分かる。
彼は息子と親子関係を断絶している。
しかしその理由について彼は、「志が違った」と、お茶を濁した返答しかしていない。
分かっている、痛いほど分かっている、これは彼の強がりなのだ。
愛情を失うことが寂しいのだ、辛いのだ、他の誰よりも。
生きていれば、彼を強く抱きしめてあげたかった。
「大丈夫、僕は味方だよ」息子の代わりにそう言ってあげたかった。
彼が最期まで大事にしていたのは、家族の写真だった。
そう彼は、子供の頃に十分に受けることのできなかった、「愛情」が欲しかったのだ。
息子との断絶は、その辛さをぶつけてしまったためなのである。
素晴らしい妻に出会い、真の愛を知った彼は、両親の元へ旅立っていった。
彼はきっと今、幸せだろう。
私はそう願いたい。彼には幸せになる権利があるのだ。
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人生の旋律 |
常に『これがわたしだったら・・・』と思いながら読みました。戦争、人脈、仕事、結婚、離婚、親子断絶、大事業、達成感、倒産、新規向上と色々なことが起こり、あっと言う間に読めました。
お茶目なところも親近感があります。
頭の中では映画のように自分がそこに居たかのように感じました。戦争を通して自分達が同じ過ちを犯さないように、気付きが沢山あります。
とにかく沢山泣けて泣けて、人生は全ての流れからしたら、ほんの一瞬の出来事ですが、その流れの中でタダ流されるだけの人生を選ぶのか、自分で新しい流れを作り、目に見えない宝を得る決定権を選ぶのかは常に隣に存在すると思います。
幼少に 『愛』 を勝ち取ることが出来なければ 『俺は絶対ミリオネラー!』 とピンときたんでしょうね
トウタが走り抜けた人生で、求めたものは 『家族愛』 だったんだと思いました。
先人達の血液の上に成り立っている日本ですから、これからの世の中を良くするも悪くするも、裏切らない行いが新しい日本を作ると感じました。
友達にも読ませたい本です。
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この本ではじめて神田さんを認められるようになりました。 |
この本を読んで、神田さんがようやく大きなものに目を向けだしたのだとわかって、神田さんの仕事を認められるようになりました。
私たちの成長や豊かな生活は、多くの人と長い歴史によってつくられてきたものの上にのっているのだ。私たちの行動はいつも、たくさんの犠牲や努力のつながりの流れの中にあるのだ、ということに神田さんはようやく気がついたのではないでしょうか。
今までは、自分の欲望のままに、「成功しているのはオレ様の力だ」、「オレ様がすごいからだ」と見ていた世界。そこに神田さんははじめて、じつは自分一人の力ではなかったのだと、自分は大きないのちや意思の一部分でもあるのだと気づいたのではないでしょうか。
自分たちが自分一人で選択しつくり上げてきたのだ、と思い込んでいた道が、前にも後ろにもたくさんの責任や恩を負っているのだと気づいたではないでしょうか。
この本の内容は、あいかわらずいかに神田さんという人の思慮が浅いか(だから彼の本はほとんど読みませんでした)、ということを示唆するものでしかありませんが(それは神田さんへのインタビューなどを一見すればすぐにわかりますが、本人もそれは認めているのではないでしょうか)、
この人はきっと他人に言われたことは簡単に信じてしまうおバカな、でもある意味では、正直でとてもかわいらしい人なのだな、と感じます。
藤太さんの話を聞いて、ただ素直に感動し、本を書きたい、と思ったのではないでしょうか。
これから先の彼の仕事が楽しみです。
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時代はホンモノのメッセージを求めている |
内容に真実性が無いと言われると、事実はどうでもいい、重要なのはメッセージだと逃げるのが作者サイドと信者達の決まり文句になっている。
しかし、事実はどうでもいい、という態度にそのものに、作者側の真実性の無さが暴露してしまっている。中味の無いメッセージとは、メッセージそのもの、つまりこの本自体が「ウソ」ということだ。
ウソを土台にしては、何も心に響くことも、真実のメッセージを伝えることは出来ないということを作者は心すべきだ。
「一人の人間を何回も騙すことはできるかもしれない、何人もの人間を一回は騙すことはできるかもしれない、でも何人もの人間を、いつも騙すことはできない」というのが子供の時から、アメリカのちゃんとした家庭では子供に言うことだ。
作者はこの言葉をかみしめて欲しい
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このタイトルは如何なものか |
タイトルと出版社に惹かれて購入したが、タイトルと内容の隔たりが大きすぎると感じた。トウタにも共感するところがなかったし、この本がトウタの人生を描ききれているとも感じられなかった。神田氏の本は結構読むが、この本は後味が悪かった。