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このページの情報は 2006年8月3日10時44分 時点のものです。 |
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サラリーマンが副業でまとまった収入を手にするためには、どう発想し、どこから行動をスタートさせればいいのか。精神科医として活躍する一方、受験生向け通信教育と心理学ビジネスという2つのベンチャー企業の経営でも成功した著者が、自身の体験を交えつつそのノウハウを公開する。会社を辞めるといったリスクをできる限り避けつつ小資本で成功するというコンセプトに沿って、原則論を展開していく。 「売れた本の周辺には必ずビジネスチャンスがある」「消費者としての発想を生かしやすく立ち上げにお金がかからないのはサービス業である」など、内容はきわめて具体的だ。しかし類書にない著者ならではの主張のポイントは、「試行の時代」というキーワードに集約されている。それは、小さな失敗を繰り返すことをある程度予定に繰り込みながら、めげずに次々とアイデアにチャレンジし続けることが成功のカギであるという考え方を指す。 背景にあるのは、ビジネスの世界にも、先行きが不透明で何が当たるかわからない時代がやってきているという認識である。こうした状況下では、リスクを負って大資本を投下し一気に大きく儲ける手法をとることは難しい。著者が同時に「理系の発想」を強調する意味は、この点にかかわっている。すなわち、試行の失敗から教訓をくみとり、新たな仮説を立てて再試行につなげるという理系的方法論をビジネスに適用する重要性だ。そうした意味で本書は、再起不能に陥らないための上手な失敗のしかた指南という側面も持っている。(松田尚之)
まず、この本を読んで副業に対する認識が変わった。
和田氏は「一体何冊出版すれば気が済むのだろうか」と勝手な心配をしています。
あくまで印象としてではあるが、筆者がビジネスマインドを培った幼少から社会人に至るまでの自叙伝的要素が大きい書だと感じた。とはいえ、サラリーマンという制約を受けていても年収を飛躍的に増大させるための視点や模範的な成功事例がそこかしこにちりばめられていて、一気に読める。筆者は東大医学部出身かつ超ヤリ手のビジネスマンであるが、商売の基盤が医学・心理学世界にあるということも類書の中では異色であろう。
著者の和田氏の書籍は本屋で名前をよく見かけ、明治大の斎藤先生のように、精神科医の先生が社会を解き明かして執筆活動を盛んにされているものだとずっと思っていたが、本書を読んで、それが間違いであることにまず気がついた。和田氏は精神科医の肩書きを持っているが、それは臨床でも研究でも医学を生業としているのではなく、その精神科医を含む知識を総合的に発揮してセミナー、コンサルティング、執筆を生業とする実業家なのだった。
ネタは、他の和田氏の本と同じようなもので、切り口が低リスクの起業という観点から書かれた応援本というところです。「不景気と騒がれているが、頭を使って、積極的に小起業に乗り出して儲けている人もたくさんいる。あなたも実行しない手はない。実行する場合の頭の使い方は、心理学ビジネスコンサルからいうと、こういう使い方になる」という話です。大半は和田氏の幼少の頃から現在にいたるまで、ビジネスというかカネ儲けで、どういう心構えでやってきたのか、という話と、たとえば世間ではこういう人もいます、アイデアとしてはこういう切り口での商売も考えられます、という内容です。エッセイなのと、いつもながらの、わかりやすくストレートな文章と構成で、大変読みやすいです。けれども、類書がごまんと氾濫している今となっては、本書では、タイトルから受ける印象ほどには、内容的には目新しいものではないことと、和田氏に期待する、独創性はあまり期待してはいけない、と感じました。小資本と低リスクで起業をしようとする人向けの、頭の使い方の「参考書、副読本」です。 |
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