アントニオ猪木の伏魔殿―誰も書けなかったカリスマ「闇素顔」
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人気ランキング : 211786位
定価 : ¥ 1,365
販売元 : 徳間書店
発売日 : 2002-04 |
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猪木を信じることは…… |
新日本プロレスの選手の契約に猪木の査定がものを言っているらしい。相も変わらず猪木健在である。「思えばBI砲で猪木は、やられ役でその敵を馬場が倒すという日本プロレスの構図を破壊し、猪木流ストロングスタイルを確立させたのであった。そこには、猪木の不可思議な人間性が存在していたといえよう。スポーツ平和党の瓦解は、何を意味しているのか理解しなければならない。今更、猪木を信じることは難しいのではないか? プロレスラーとしては面白い男であったろうが、それ以外は不実の人とよく言われる。馬場があれだけ猪木を嫌って坂口征二を信じたのは、不実か否かと言うことに尽きるのではないだろうか。今日なお猪木がプロレス界で幅を利かせているが、そろそろ身を引かないとプロレス界自体がスポーツ平和党と同じ運命を辿ってしまうだろう。」こんな意見を真っ向から否定するのが本書である。
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これぞ「お笑い猪木読本」だ!! |
とても面白い本で、猪木の悪事には何度も笑ってしまいました。
元側近だからこそ書ける貴重なエピソードは、とても面白かった。
読後、猪木を見る目がちょっと変わりました。
遠くから見ている猪木は、カッコいいし、すごい人だと思うけど、
絶対、関わりたくないと思うようになる。
新間氏の功績ってすごい!!
もっと評価されてもいいのではないか?
猪木信者には、是非、おすすめの一冊である。
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全プロレスファン必読書 |
新間氏こそプロレス界の現在の隆盛たらしめた一番の立役者
であることは、「事実」である。
その新間氏が「猪木の時代」をすべて語った一冊。一見猪木への痛烈な
批判に見えるが読後感の爽やかなことは、軽薄なプロレス暴露本などと
本書が同列に論じられるような本ではないことの証左に思える。
その大きな理由は、まず新間氏がフェアであることだ。悪辣な
猪木批判本であるはずの本書が、レスラー猪木、人間猪木の美点を、
私怨を一切抜きにして褒め称えているのである。
「何度も裏切りあった人間へのうらみ・つらみ」がつづられて
いるはずの本で、攻撃対象であっても、私心なくたたえるべきは
たたえている。ここに、新間氏の人間性が垣間見える。
肝心の猪木批判は辛らつなものだ。いや、辛らつに過ぎる。
しかし、そのほとんどは猪木信者でも全く不快に感じないだろう。
「批判のことごとくがウラを返せば猪木への愛に他ならないからだ」、
と断じたらゆき過ぎだろうか。
猪木の裏側を期待していた読者にとっては、肩透かし食うをおそれすらある。
新間氏の舌鋒の鋭角さ、熱度ゆえに、新間氏の猪木に対するむしろ
愛情を感じてしまうかもしれないからだ。
猪木への辛らつさは愛情の度合いであり、その愛情の正体こそ
レスラー猪木、人間猪木のすばらしさではないのか。
猪木への悪罵は、新間氏がプロレス界の為に粉骨砕身した重さと
ダブリ、氏の気持ちを汲みつつも、ファンとしては複雑だ。
「プロレスは決して八百長などではない!」という叫びも全篇にこだまする。
読者がプロレスファンであることに、心から誇りを持てる一冊だ。
プロレスを冒涜するあの暴露本に傷ついたファン、いや全ての
プロレスファンが、プロレスへの誇りを取り戻せる、必読書である。