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このページの情報は 2006年8月3日10時44分 時点のものです。 |
スカイクエストコム総合情報サイト スカイクエストコム・ナビ オルフェウスプロセス―指揮者のいないオーケストラに学ぶマルチ・リーダーシップ・マネジメント
指揮者のいない自主運営型のオーケストラとして知られるオルフェウス室内管弦楽団。ヒエラルキー構造の代名詞のようなオーケストラ組織で、指揮者というリーダーなしに世界最高水準の演奏や聴衆の多様なニーズにこたえる創造的な活動を実現し、新しい組織形態を模索する企業や研究者の注目の的になっている。 同楽団のエグゼクティブ・ディレクターを務めた経験をもつ著者は、しかし、オルフェウスは決して「リーダー不在」ではなく、どんな組織よりもリーダーが多いのだという。そこには、個々のメンバーが音楽の解釈やプログラムづくりに自発的にかかわり、リーダーシップとその責任を共有することで、個々の才能や意欲、献身、創造性などを引き出すプロセスがあると論じる。 本書は、その「オルフェウス・プロセス」を、権限委譲、製品と品質への自己責任、役割の明確化、コンセンサスの形成といった「8つの原則」から説き明かしたものである。各解説では、楽団メンバーの声を拾いつつ、原則がいかに実践され、どんな効果を生んでいるかを検証するほか、それを企業に当てはめる5段階の「掟」や「落とし穴」を提示している。JPモルガン、リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー、サンディエゴ動物園、インテルなど多数の事例を読み解いたり、フレデリック・テイラー以来の経営管理理論の視点を盛り込んだり、膨らみのある内容が特徴的である。 組織の意思決定の遅さや無秩序などの問題をクリアするオルフェウスの工夫は、フラットな組織を目指す企業の良い見本になるだろう。(棚上 勉)
「オルフェイスは,リーダー不在にも拘らず成功をおさめている。」
今までのCommand and Controll型の組織運営方法では、組織員のオーナーシップを育むことができない。これを越えるためにより民主的な、組織員全員が意思決定に関与する為のプロセスをオルフェウスオーケストラやその他の企業での事例を元に巧みに説明していて非常に興味深かった。 |
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